臨床検査技師

Clinical technologist
イメージ:医師

特徴

当センターの検査部には、臨床検査技師が65名在籍しており、県内でもトップクラスの人数です。第一検査課と第二検査課の二課で構成されており、人間ドック、施設内外の集団健診などの採血業務、生理検査(心電図・肺機能検査・超音波検査等)、検体検査を担っております。

臨床検査技師は検査を『正確』かつ『迅速』に行うことが求められますが、さらに健診の現場では、受診者の方への接遇能力も重要になってきます。
業務内容や、求められることが病院に勤める技師とは多少異なる点がありますが、医療の知識以外にも多くの事が学べる素敵な環境です。

下図は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。

図:検査部の検査項目

先輩の声

やりがい

病院と大きく違う点として、健診施設には健康の維持や疾患の予防・早期発見のため、特に症状がない方が多く受診されます。私たちに求められていることは、その症状のない方から早期に病気を見つけ出すということです。とても難しくもあり、責任も多く伴いますが、各々研修会に参加したり、検査部内での勉強会はもちろん、医師、保健師、看護師、診療放射線技師の方など他職種と合同で勉強会を行うことで、日々知識や技術を高め合っています。

早期発見に繋がり、次年度以降また元気に来所された際には、直接お礼の言葉をいただくことも多くあります。一番やりがいを感じる瞬間であり、これからも頑張ろうと強く感じる瞬間でもあります。

大切にしていること

当センターでは、受診者の方をお客様という意識で応対します。
検査時にお客様一人ひとりに接する時間は短いかもしれませんが、少しでも緊張や不安を取り除き、安心して検査を受けていただけるように、日頃から言葉遣いや態度に気をつけています。

接遇に関する研修会は定期的に会社全体で開催されていますが、その他検査部内でも、実際にあった事例などを参考にして研修会を開催し、技師間で知識を共有しています。

イメージ:先輩社員

魅力

当センターの魅力は教育体制が整っていることです。経験を積んだ技師が多く在籍しているため、先輩方から技術や知識を直接学ぶことが出来ます。

また、施設外健診の日は朝が早いため、その分早く帰ることも出来ます。早起きは慣れるまでは少し大変ですが、県内各地に行き、その土地の美味しいものを食べることができます。遠方の健診では宿泊することもあり、業務外でも他職種の方々と交流する時間が持て、コミュニケーション能力の向上にも繋がっています。

最後に、当直がないということも大きなメリットの1つです。GW・お盆・正月の休暇も、まとまってとりやすい環境だと感じています。長く働く上で当直がない事と、休みがとりやすいことはとても重要です。このような環境から離職率はかなり低い職場です。

雰囲気

検査技師業務の多くは、生理機能検査が占めています。人と接することが多いため、スタッフも元気で明るいです。業務中は忙しくもありますが、明るく和気あいあいとした雰囲気で、スタッフ同士協力しながら仕事をしています。先輩方が優しく声をかけてくださるので相談しやすく、私自身、入社したばかりの不安な時期も安心して楽しく仕事することができました。

また、先輩方は多くの知識と技術を持っており、さらに日々新たな知識のアップグレードにも意欲を欠かさない向上心を持っています。

保有資格

  • 超音波検査士(消化器・体表・泌尿器・健診・循環器)
  • 血管診療技師
  • 細胞検査士
  • 心電図専門士
  • 心電図検定
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構 超音波技術資格