全大腸内視鏡で大腸がんの早期発見・早期治療を!
早期発見・早期治療のために全大腸内視鏡をお勧めします
国立がん研究センターによると、大腸がんは部位別がん罹患数で男女とも2位(2019年)となっています。 また、男女とも50歳以降の罹患数が増加しています。
特にお勧めしたい方
- 40歳以上の方で一度も全大腸検査を受けたことがない方
- 大腸がんを患った家族がいる方
- 便潜血検査が陽性だったことがある方
- 前回の全大腸検査から3年以上期間が空いている方
など
わかる病気
大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎、大腸憩室など
検査をご希望の方へ
必ず動画をご視聴ください。
検査方法
- 検査当日午前に約2時間かけ腸管洗浄剤を服用して、前処置を実施
- 午後、胃カメラの後に、直腸~盲腸まで全大腸の観察
- 検査時間は20~30分程度ですが、個人差があります。
- 検査終了後に医師が結果説明を行います。
当日は検査のみで、ポリープの切除は致しませんが、組織検査までは可能です。
全大腸内視鏡検査ができない方・確認が必要な方
①~⑪いずれかの項目に該当される方は、検査によってお身体に負担がかかることが予測され、治療中の病気が悪化することが考えられます。そのため当センターでの全大腸内視鏡検査は受診いただけないことを、予めご了承ください。
①~⑪の項目に該当される方は下記の人間ドック予約係まで必ずご連絡をお願いいたします。 *印に該当する方は、主治医の許可があれば検査可能な場合もございます。
- 大腸の病気(クローン病・潰瘍性大腸炎等)で治療中
- 心臓の病気(心筋症・心筋梗塞・狭心症・心臓の手術・心不全等)で治療中 *
- 糖尿病でインスリン療法中の方や血糖コントロール不良(空腹時血糖250mg/dl以上)
- 脳の病気(脳出血・脳梗塞等)で経過観察又は治療中 *
- 胸腹部大動脈瘤、解離性大動脈瘤で経過観察中(50ミリ以上は中止) *
- 脳梗塞等で身体的な麻痺のある方や自力歩行不可能
- 腹部の手術等で癒着があり、以前の大腸検査で挿入が困難であった
- 重度の腎機能低下(eGFR30ml/分/1.73㎡未満)のある方
※透析をされている方は検査できません - 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫等)で労作時の息切れ症状がある
- 年齢が80歳以上
- 体重120㎏以上(機器に負荷がかかり危険を伴うため)