医療機関からのPET-CT検査のご予約についてお願い

以下の注意事項をよくお読みいただきましてから、お申込みくださいますようお願い申し上げます。

保険適用の判断について

FDG-PET検査の保険適用となるのは、早期胃がんを除く悪性腫瘍となっております。

  1. CT、MRI等の画像診断等による精査が施行されていないと保険適用になりません。
  2. 精査に用いた画像、病理診断等の検査結果をご提出下さい。
    提出方法は検査当日患者様にご持参いただくか、検査日までに郵送して下さい。
  3. 治療効果判定を目的とした場合でも「保険適用の要件」を満たさなければ保険適用になりません。
  4. 同一月内のガリウムシンチグラフィは、保健対象外となりますのでご注意下さい。
    検査を申し込まれる前に主治医の先生により保険診療または自由診療の判断をお願いいたします。
    検査の概要(→6.検査の概要 p5参照)・安全性(→7.検査の安全性 p6参照)・保険適用(p7参照)について、主治医の先  生から患者様にご説明くださいますようお願い申し上げます。
    保険適用の可否が不明な場合は、PET-CT診断センタ-までお問い合わせ下さい。
    また、生活保護や小児慢性特定疾患などの方については検査事前に福祉事務所・保健所等への連絡が必要です。
    事前に連絡がない場合は自由診療扱いとなりますのでご注意下さい。

PET-CT検査料について

  1. 保険適用の場合・・・・・・自己負担額 約30,000円(3割負担の場合。検査部位等により異なります)
  2. 自由診療の場合・・・・・・自己負担額 約110,000円
    検査料金は、当日、当センター PET-CT診断センター受付にお支払いいただきます。

PET-CT検査のご予約について

  1. PET検査は受診される方に合わせて検査薬剤を検査当日に施設内で合成いたしますので、完全予約制にさせていただいております。
    検査のお申込みはPET-CT診断センター予約係にお電話にてご連絡ください。

    日本赤十字社熊本健康管理センター PET-CT診断センター
    TEL:096-387-8331(直通) ※受付時間 8:30〜17:00
    TEL:096-384-3100(内線8136)
  2. 患者様の検査日時は、予約状況と照らし合わせながらご希望に沿うようご相談の上決定させていただきます。
  3. ご連絡をいただきました際に、
    1. 貴病院名、貴科名、主治医様名
    2. 患者様のお名前、性別、生年月日
    3. 日中のご連絡先
    4. 病名
    5. 現在入院中か否か
    6. 糖尿病の有無
    7. 感染症(HBV、HCV、その他)の有無
    8. 診療の区分(保険診療・自由診療・生活保護等)
    についてお尋ねいたします。
  4. 検査日が決まりましたら、患者様にお渡しする書類(検査の説明書・問診票)等を、当センターから患者様宛に郵送させていただきます。

    以上の手続きについて、主治医の先生から患者様にお伝えくださいますようお願い申し上げます。

    ■下記の方は検査を受けることができませんのでご注意ください。
    1. 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
    2. 極度の閉所恐怖症の方
    3. 20分間(PET撮影の間)仰向けの状態で静かに寝ていることができない方
    ※[糖尿病の方について]
    検査時の血糖値が200ml/dl以上の場合は、満足な結果を得ることができません。
    原則として150ml/dl以下の方が対象となります。

PET-CT検査前日までにご用意していただくこと

  1. ご紹介状・現在の患者様の状態・服用薬などの診療情報
  2. CT・MRIなどの画像情報

を必ず前日までに患者様にお渡しいただき、PET-CT検査当日ご持参いただくようお伝えください。

PET-CT検査前日までに患者様にお伝えいただくこと

■前日のことについて

  1. 体に負担のかかるような作業や運動は控えていただくこと

■当日のことについて

  1. PET-CT検査前5時間以上は絶食すること
    午前の検査の場合・・・・・・朝食はとらない (検査前日の夕食は普段通りで可)
    午後の検査の場合・・・・・・朝7時までに軽い朝食を済ませる
  2. 【内服薬等について】
    ・心臓病や高血圧等の内服薬は通常通り内服すること
    ・糖尿病で血糖降下薬ならびにインスリン注射を行っている方は、検査当日の使用を中止すること
    ・午後検査の方は、AM7:00までにナインスリンを内服すること
  3. 糖分を含まない飲み物(水・お茶・白湯)は充分とっていただくこと
  4. FDGの筋肉への集積(生理的集積)を避けるため、体に負担がかからないような方法(車など)でご来所いただくこと
  5. 主治医の先生からの紹介状・診療情報やCT・MRIなどの画像情報を、PET-CT検査当日ご持参いただくこと
  6. PET-CT検査終了後は、約30分間お休みいただいてからのご帰宅となること
  7. 薬剤の注射後5時間は、乳幼児・妊産婦との接触をできるだけ控えていただくこと

PET-CT検査の概要

PET検査は、悪性腫瘍の細胞が正常細胞や良性腫瘍の細胞に比べてブドウ糖をエネルギー源として利用する割合が非常に大きい性質を使った検査です。ブドウ糖と似た構造を持つ放射性医薬品FDG(18F-フルオロデオキシグルコース)を注射して、専用のカメラで全身撮影し、FDGが集積した部位を検索することにより、がんがどこにあるのか一度に検査できます。
当センターでは、撮影開始時間まで皆様個室にて安静にして過ごしていただきます。
注射から1時間後にPET-CT装置(PETカメラとCTカメラが一体となった装置を用いてFDGが集まった部位の正確な形態情報が確認できます)で全身撮影を開始します。
撮影所要時間は30分程度ですが、さらに必要に応じて注射から2時間後にあたる後期像の撮影を5〜10分行います。

PET-CT検査の安全性

■使用する薬剤について
当センターで使用するFDGは、日本アイソトープ協会「サイクロトロン核医学利用専門委員会が成熟技術として認定した放射性薬剤の基準」および日本核医学会「院内製造されたFDGを用いてPET検査をおこなうためのガイドライン」に準拠し、JFEサイクロトロンCYCLONE10/5とFDG合成装置AMDFG02を用いて施設内で使用当日に合成した後、品質試験に合格したもの
を用います。薬剤自体による副作用の心配はありません。

■PET-CT検査による放射線被曝
検査に使用する放射性薬剤FDGにより1回当たり約5mSVの放射線被曝があります。
人が一年間に自然界から受ける年間放射線が2.4mSVですので、この線量で放射線障害が発生することはありません。
当センターではPET検査でFDGが集積した部位の同定をより正確に行うためにPET-CT装置を使用していますので、そのときのCT撮影でも放射線被曝があります。ただし、検診の場合は通常病院で行われるCT検査の5分の1程度の低い線量に下げて行いますので、1回のPET-CT検査で被曝する線量はFDGによる被曝と合わせても8.9mSV(撮影条件により変化)となり、この線量で放射線障害が起こることはありません。なお、保険診療の場合は必要に応じ診断用の線量にあげて撮影いたしますので、上記の被曝量を上回る可能性があります。

PET-CT検査の結果報告について

当センターでは、専門医による二重読影にて結果を報告いたしておりますので、結果報告書は検査から約1週間後に主治医の先生のお手元に送らせていただいております。主治医の先生から患者様に結果説明をお願いいたします。診察や治療などのご予定で結果報告書が早めに必要な場合は、予めその旨ご連絡くださいますようお願い申し上げます。